リワーク_企業ご担当者様向け

企業ご担当者様へ
東京りんかいリワークセンター
日本うつ病リワーク協会所属

復職支援に関わる担当者様へ
当院は、日本郵政グループの指定リワーク機関として
15年以上の歴史があります

リワークプログラムは、休職中の方が継続的に参加することで、復職に必要な能力の回復と、再休職を防止するためのリハビリテーションプログラムです。
当院ではスムーズな復職と再休職予防の観点から、職場の方との連携を重視しております。

また、復職に関わる担当者様向けの説明会(事前予約制)を実施しております。
ご希望の場合は下記のお問い合わせフォーム よりご連絡ください。

  • 内容:プログラム概要の説明、施設の見学、質疑応答 など
  • 曜日:毎週月曜日~金曜日
  • 時間:16時より30分ほど
  • 方法:基本的には当院へご来院いただき、実施しております。
    ご希望の場合はオンラインでの実施も対応しております。

りんかい式リワークの特徴

他院に通院中でも主治医変更の必要なし

他の精神科医療機関へ通院中の方でも、主治医を変更せずにご参加いただけます。転医に伴う不安が軽減するので、職場の方からも休職中の社員様に対しリワークを経て復職するよう勧めやすくなります。もちろん、リワーク期間中だけ当院に転医することも、リワーク期間の途中で転医することも可能です。 ※主治医からの紹介状は必須となります。

オフィス環境を想定したプログラム

生活リズムの改善・基礎体力の向上・業務遂行に必要とされる集中力回復を基本として、メンタル不調の再発や再休職予防に取り組むプログラム構成になっています。復職後の業務を想定したオフィスワークをはじめ、再発予防のためのセルフマネジメントトレーニング 、集団認知行動療法(CBT)を実施するほか、ビジネスマナーや職場で必要なアサーションスキルの習得を進めていきます。 ※これらのプログラムはリワーク標準コースを選択された方の場合となります。


レクリエーション的活動のない、オフィス環境を想定したプログラムであることから、会社人事や産業医の勧めで当院を選択される方が多くなってきています。

リワークへの通所が通勤訓練の一環に

日本を代表するオフィス街である丸の内・八重洲、日本橋、銀座、汐留、有楽町、新橋などからのアクセスが良好で、当院リワークへの参加が通勤訓練となります。

職場と連携し経過を見える化

通所中は月1回、自己評価表を作成し、人事面談や産業医面談の際、経過報告の参考にしていただけます。リワーク標準コースの場合は、中間時、終了時のスタッフレポートも作成可能です。
また、復職支援に関わる担当者様向けの説明会も実施しております。

プログラム概要

リワーク標準コース

休職の経緯を振り返り、再休職予防を目指していくリワークの標準コースです。
集団認知行動療法(CBT)やアサーションスキルを学ぶプログラムで、自分自身を振り返り、ストレス対処のスキルを高めていきます。
グループワークでは、他者と協力して業務を進める感覚を取り戻したり、休職当事者だからこそ共感できる悩みについて話し合えます。
各種プログラムと、スタッフとの面談を通して、休職の経緯や再休職予防策を練っていきます。
再休職予防レポートにまとめ、復職後に活用できるように準備していきます。
週2日通所から開始し、通所日数を徐々に増やしていきます。
最短4ヶ月から利用が可能ですが、利用期間はグループワークおよび教育プログラムの開催タイミングや各自のプログラムの進捗によって異なります。

再休職予防レポートとは

うつ病の再発率は約60%と非常に高いと言われています。また、休職を繰り返すごとに再発率は高まります。 リワーク標準コースでは「再休職予防レポート」を作成し、復職の実現だけでなく再休職の予防を目指しています。
「再休職予防レポート」は復職後辛くなった時や対処に迷った時に読み返すのに役立ちます。作成したレポートを読むことで、ご自身の不調のサインに気づいて対処し、不調の波を小さくしていくことを目指します。

再休職予防レポート 作成のステップ

①疾病理解 ご自身の病気や薬についての理解を深めます
特に不調になりかけたときのご自身のサインをしっかり把握し、今後不調を感じたときに早めに対処できることを目指します。

②休職の経緯 何をストレスと感じていたのかを振り返ります
認知行動療法をベースに、出来事、気分、自動思考、行動を洗い出し、職場でのストレスや休職につながったきっかけを整理します。

③考え方や行動の傾向 不調につながる悪循環を見つけます
②で洗い出した内容から、考え方の傾向や行動の傾向を探し、不調に至るパターンや悪循環を洗い出します。

④対策 不調の悪循環から抜け出すための対策を立てます
③で見つかった悪循環に陥らないようにするための予防策、悪循環から早く抜け出すための対策を検討します。考え方・捉え方の工夫や行動上の工夫を、すぐに実践できるよう計画します。

再休職予防レポート

個人課題の①~④のステップから必要事項を抜粋し、復職後も読み返せるレポートとしてまとめます

通勤訓練コース

復職に向けて生活リズムを整え、働く感覚を取り戻すのを目的としたコースです。
約1か月間、職場で必要なスキル(資格など)の勉強を自習しながら、安定して通所し作業に集中できる状態が整っているかを確認することで、復帰への不安な気持ちを解消していきます。
休職の経緯の振り返りや再休職予防について、ミニレポートも作成します。
通所が安定していれば、標準コースのグループワークにも一部参加可能です。
週3日通所から開始し、通所日数を徐々に増やしていきます。

申し込みから開始までの流れ

リワーク説明会

リワーク説明会に参加ご希望の方は、下記のフォーム よりお申込みください。

対象となる方

  • うつ病などのメンタルヘルス不調によって現在休職中で、参加者本人に復職の意欲があり、会社側も本人のリワーク参加について把握している(又は、今後本人より伝える見込みがある)。
  • 他院へ通院中の場合、主治医も参加について承諾しており、診療情報提供書(紹介状)を発行してもらえること(必ずしも主治医の変更は必要ございません)。
  • リワーク標準コースをご選択の方は、復職期間までの期間が少なくとも4ヶ月以上残っている。

※終了までの目安は、通勤訓練コースの場合約1ヶ月、リワーク標準コースの場合約4カ月程度となります。あくまで目安ですので、プログラムの進捗や参加状況によって変更になる場合があります。予めご了承ください。

費用

当院のリワークプログラムは健康保険が適応されます。 自立支援医療制度をご利用の場合、1日の自己負担は約700円となります。

※その他、診断書料や処方箋料、心理検査料など別途必要です。
※すでに他院で自立支援医療を利用されている方は、お住まいの自治体などでご確認の上、当院を「デイケア機関」として追加登録する手続きを行ってください。

実績

利用者の声

CBTやアサーション等のプログラムは今後の人間関係構築に有益であると思いました。また、通所者の皆様との交流が楽しく、社会復帰の一助となりました。

自分を見つめ直し、規則正しい生活を送ることができました。コーピングやアサーションなど今後役立つ内容も学ぶことができ、とても有意義な時間となりました。復職に向けて仲間がいることも大きかったです。

自分だけでは手が届かないところや気が回らないところについて、スタッフの方がアドバイスやフォローをしてくれるため、非常に助かりました。また、リワーク参加前にひとり家で過ごしていた際には、コミュニケーション力が落ちていましたが、リワークを通じて少しずつ戻ってきたように思います。

通所者一人一人に寄り添い、それぞれに合ったプログラムで復職までサポートしていただける、とても丁寧で親切なリワーク施設でした。

東京りんかいリワークセンター
企業・人事担当者向けQ&A

Q 医療機関が実施するリワークの強みは何ですか?

A 医療機関が提供するリワークの最大の強みは、医学的根拠に基づき復職可否や復職準備性を評価できる点にあります。医療リワークでは、症状の有無だけでなく、生活リズム、業務遂行能力、再発リスクまでを多面的に評価します。医師と多職種(臨床心理士・公認心理師・看護師)が連携することで、企業単独では難しい判断を専門的に担保でき、再休職リスクの低減につながります。

Q. 東京りんかいリワークセンターの強みは何ですか?

A 東京りんかいリワークセンターは、実際の就労時を想定した各種プログラムと再休職しないための実践的な対策づくりが特徴です。また、都心立地のため通所そのものが通勤訓練となり、復職後の勤務を具体的に想定できること、企業との情報連携がしやすい点も強みです。

Q リワークで再休職率は下がりますか?

A リワークでは、再休職予防を主要な目的として支援が行われています。休職に至った要因を整理し、本人が再発兆候に気づき対処できる力を養うことで、復職後の不調に早期に対処しやすくなります。結果として、ご本人の安定的な就労と企業側の再休職リスクの低減に繋がります。

Q 復職後のパフォーマンスは改善しますか?

A リワークでは、集中力・持続力・対人調整力など業務遂行に必要な基礎能力の段階的回復を支援します。規則正しい通所や休職に至る振り返り、グループワークや認知行動療法など、復職前に一定の負荷をかけて評価するため、復職後のパフォーマンス低下や早期離脱を防ぎやすくなります。企業にとっても、安定した職場適応が期待できます。

Q 自立支援医療制度や健康企業にとって、社員に医療リワークを勧めるメリットは何ですか?

A 医療リワークの各種専門職が提供するプログラムを活用することで、再休職による人的損失や現場の負担を抑えることができます。医療機関が復職判断に関与することで、企業単独では難しい判断を外部の医療専門家に委ねられ、復職後のミスマッチやトラブル防止につながります。

Q 復職可能と判断する基準は何ですか?

A 症状の安定だけでなく、生活リズムの維持、通所継続力、業務遂行能力、対人関係スキル、再休職予防策の整理状況などを多面的・総合的に評価し、『働き続けられる状態か』を重視した判断を行います。

Q リワークプログラムの修了要件を教えてください。

A 安定した通所が継続できていること、再休職予防に関する振り返りやレポートが完成していること、業務遂行能力が一定水準に達していることなどを考慮したうえで、総合的に判断します。期間ありきではなく、復職準備性を重視します。

Q 貴センターの実績データは確認できますか?

A 当センターでは、利用者属性や復職状況などの実績を公開しています。(詳細はこちらをご確認ください)数値は時期や条件により変動するため、必要に応じて個別にご説明しています。企業様の判断材料としてご活用ください。

Q リワーク中の社員の状況は企業に共有されますか?

A 毎月ご本人に、通所日数や活動状況を記載した自己評価表の作成をお願いしており、企業と社員様間における情報共有にご活用いただいております。また、ご希望に応じて、リワーク終了時にご本人の活動状況や復職準備性について記載したスタッフレポートの作成を行っております。

Q 本人からリワーク参加希望があった場合、企業はどう対応すべきですか?

A 本人の意思を尊重しつつ、再休職予防の選択肢として前向きに検討することが望まれます。当センターのような医療機関の評価を活用することで、本人・企業双方にとって納得感のある復職判断につながる可能性が高まります。

Q  企業主導で、社員にリワーク参加を勧めても問題ありませんか?

A 本人の理解と同意を得た上で勧奨するのであれば、問題ありません。リワークは復職に向けたステップの一つであることを丁寧に説明することで、不安を軽減し前向きな参加につながります。

Q 会社側の施策である「試し出社」や「通勤訓練」と併用できますか?

A 「試し出社(適応観察)・通勤訓練」の前に、リワーク通所を課す企業様は増加傾向にあり、当センターでも併用は可能です。「試し出社」開始後は、そこで見えた課題をリワーク内でも振り返り、医療的評価と組み合わせることで、復職判断の妥当性が高まります。

Q 発達特性(ADHD/ASDなどの発達障害)のある社員も対象ですか?

A 対象となります。特性そのものを矯正するのではなく、自己理解を深め、業務上の工夫や環境調整を検討します。特性に合わない働き方による再休職を防ぐ視点で支援しています。

Q 双極性障害や反復性うつ病にも有効ですか?

A 再発リスクを前提としたセルフケアの確立を重視するため、双極性障害や反復性うつ病にもリワークプログラムは有効です。兆候の早期把握と対処行動を整理し、安定した就労継続を目指すためにも、当センターのような医療リワークへの通所をお勧めします。

Q  1-2ヶ月程度の短期間でも効果はありますか?

A 状況により短期利用で一定の復職準備が可能な場合はあります。1-2ヶ月の短期間であっても評価と振り返りを丁寧に行い、無理な復職による再休職を防ぐことを重視しています。

Q 休職1年以上などの、長期休職者にも効果はありますか?

A 長期休職者には、まず生活リズムや外出習慣の再構築から支援します。段階的に負荷を高めることで復職の土台を整えます。長期休職だからこそ医療リワークの意義が大きいケースも多くあります。

Q 企業側担当者による、事前見学は可能ですか?

A 企業・人事担当者様や職場復帰支援担当者様向けの説明会や個別見学を実施しています(オンライン対応も行っています。)事前に内容を把握することで、社内説明や本人への案内がスムーズになりますので、電話(0120-890-531)やフォームにてお気軽にお問い合わせください。

Q 東京りんかいリワークセンターのプログラム内容を教えてください。

A 再休職予防対策を考える個人課題、認知行動療法(CBT)やアサーションスキル(職場での適度な自己主張)を学ぶ心理教育、他通所者とのグループワークを組み合わせ、復職準備性を高めます。単なる復帰訓練ではなく、再休職を防ぐための振り返りと対策立案を重視し、オフィス環境を想定したプログラムとなっています。

Q  復職後のフォローアップはありますか?

A 職場復帰後も、リワークプログラム終了者を対象とした再休職予防のフォローアップ支援を定期的に行っています(2026年2月現在、隔月土曜午後半日)。就労開始後に生じる課題を整理し、必要に応じて助言することで、早期離脱や再休職を防ぎます。

Q 企業側の費用負担はありますか?

A 原則として企業側の直接的な費用負担はありません。医療保険制度を活用した支援のため、企業はコストを抑えながら医療スタッフによる専門的な復職支援を利用できます。